ダン・ケネディが勧める【21世紀版 スピリチュアル・マネー】スチュワート・ワイルド~読後レビュー

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お金は生活を維持していくためには絶対必要なものです。

それなのに私達は、お金を持っている人を強欲な人とみたり、清貧を美徳とごまかしたり、そのようなことをしてはいないでしょうか?

お金とはどのようなものなのか?

ここでは【21世紀版 スピリチュアル・マネー】という一冊の本から記事にしたいと思います。

 

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私が手にした【21世紀版 スピリチュアル・マネー】という本

私がこの本を手にしたのは、ダン・ケネディが「億万長者のお金を生み出す26の行動原則」の中で、読むべき本として紹介していたから。

 

「21世紀版 スピリチュアル・マネー」スチュワート・ワイルド著

この本は是が非でも手に入れて読むべきだ。もしあなたが「力の入れ具合を加減している」ならば、この本がその姿勢を正してくれるはずだ!

「億万長者のお金を生み出す26の行動原則」ダン・ケネディ P231より

 

ダン・ケネディの是が非でも読むべき、この言葉にグイグイ押されてどうしても読みたくなりました。

 

ただ、売れる本と良い本は違うというように、この本もずっとAmazonでは在庫切れの状態。

もしかしたら絶版になるのかな?

なので、まだ在庫があるうちにとマーケットプレイスで比較的良い状態のものを購入しました。

 

Bitly

 

一言で言えば良書です。

繰り返し読むことで、自分の脳が書き換えられる。そして、お金持ちの脳に入れ替わる。そんな感じの内容です。

Amazonの紹介では、アンソニー・ロビンズやディーバックチョプラなどの成功者に大きな影響を与えた伝説的なマネーバイブルと書かれています。

内容紹介の冒頭には、

「お金儲けの達人は、ステーキそのものを売らず、ステーキを焼く音を売る」

とも書かれていて、これは、五感を使って感情に訴えかけるセールスライティングのテクニックそのもので、リンクし合っていると思えました。

 

 

著者は、お金をたくさん持つには「世間の常識からずれる」覚悟が必要と言っていて、これは「億万長者のお金を生み出す26の行動原則」と全く同じ。

でも、一般人はこれがなかなかできない。できない故に、お金持ちになれない。

まずは、世の中のお金の流れを把握すること、お金が集まるところにはなぜ集まるのか、お金がない人はなぜいつまでも持てないのか?そのからくりに気付くことが必要です。

次に、そのからくりを紹介しますね。

 

貧乏な人と億万長者の違いはこんなシンプルなこと

最初に結論を書けば、

お金はスピリチュアルなエネルギーであると捉えることができているかということ。

つまり、エネルギーというお金は安定した場所に流れ、不安定な場所からは去るものだ、この特徴を知っているかということです。

ちょっと抽象的でわかりづらいかも。

 

国家を例にとって考えてみましょう。或いは企業と思ってもらってもいいかもしれません。

トップは国家や企業を動かすのですから、お金が必要で、大きなエネルギーも必要とします。そのためには、国民であり従業員に働いてもらわないといけない。

そして、国民に税金を課すことで政府はお金を調達します。

でもどうでしょう?

我々国民は、どこか無頓着。税金は徴収されるのが普通、義務と教え込まれていますよね?

これは、国民に信じ込ませる一種の洗脳であり、トップが作ったエネルギーです。

そして、国民は払う義務があるというエネルギーを持つことになります。

企業はどうでしょう?

職を求めてくる人達は、時間と労働力と引き換えにお金をいただく、というエネルギーを持っています

企業としてはこのエネルギーを保ち続け、企業のために働き続けて欲しいわけです。

そのためには、従業員に従業員であり続けてもらうエネルギーをコントロールします

それはボーナスという手段であったり、私の会社にはあなたが必要という言葉がけかもしれません。

自分が同じ場にいる限り、そのエネルギーは変わらないし、逆に強められていくことにもなります。

 

 

ダン・ケネディも言っていました。

お金は善悪を判断しない。それを引き寄せようとしているエネルギーの方へ向かうと。

だから、悪行を働いている人ところだろうが、善良な人のところだろうが、お金は流れている。

確かに、この事実はありますよね。

ここで注意をしたいのは「正しいことをしていれば、いつかは報われる」という姿勢です。

これはある意味、トップにとっては都合のいい洗脳ですね。報われると思って働いてくれるのですから。

このような人がいれば、国にとっても、企業にとっても、ありがたい。

その人がそのエネルギーで疑うことなく働き続けてくれれば、トップはエネルギーをコントロールしていることになります。

エネルギーは目に見えないものだけに、その本質がつかみづらいのです。

でも、その流れというものを一旦わかってしまえば、不思議と納得もできるもの。

なかなかわかるまでは遠い道のりかもしれません。

様々な本を読んでも、言ってることはわかるけど、信じられるレベルで理解できない、ということが続きます。

これは、あきらめないでいろんな文章に触れることがいいと思います。

言っていることは、全て、真理、本質的なことなので、自分がどの方の言葉で理解できるかですね。

必ず、あなたの心にストンと落としてくれる文章があるはずです。

ですから、あきらめずに探求し続けてください。

 

「スピリチュアル・マネー」から私がおススメするトレーニング

ここでは2つのトレーニングを紹介したいと思います。

  • なんでも受け取ることをしてみる
  • 自分で自分のエネルギーを調整する意識を持つ

 

日本人は謙遜を美徳とする国民です。

受け取ることが苦手、申し訳ない、そう思う方もまだまだ多くいるはず。

試食をしたら買わないと申し訳ない。

コンビニでトイレを借りたら何かを買わないと申し訳ない。

現代っ子はこういう感覚は少なくなっているかもしれませんが、昭和の世代であれば、まだまだこの手の感覚を持っている方は多いでしょう。

時には、遺品、お中元、お歳暮などで、要らないと思うようなものをもらうこともあるでしょうね。

 

 

その後に処分をしたり、誰かにあげる手間を考えたら、要らないものはもらわないに越したことはありません。

ただ、これだと、エネルギーレベルで見ると、それは自分のところに向かってきていたものを遮ることになるんですね。

これは習慣です。

受け取ることが自然な習慣になると、人を受け入れることもできるになり、自分自身が落ち着いてた静かなエネルギーに包まれるようになります。

そのようなエネルギーのを持つ人のところに人は寄ってきますよね。

イライラしている人、不平不満を言う人、あなたはそのような人に近づきたいと思いますか?

この違いです。

そして、これが次の自分でエネルギーを調整することにつながります。

このエネルギーは自分で作りだせるし、コントールできます。

日常には不安も心配もあって意識をしていないとそのエネルギーの中にすっぽりとはまってしまうこともあルものです。

でも、それでは心豊かとは言えない。

 

ここでもう一度繰り返します。

お金というエネルギーは安定した場所に流れ、不安定な場所からは去ります。

自分のエネルギーを不安定なものにするということは、自らお金を遠ざけているということにつながります。

心を穏やかにするのはこれはトレーニングであり、習慣です。

環境を作りだすのはあくまで自分自身。

いいエネルギーに満ちた環境をつくるのは自分の意志です。

人はこうしたエネルギーを発しながら生きています。

精神的なものであれ、物質的なものであれ、自分が引き寄せたエネルギーです。

お金も紙という物質的なエネルギーとも言えますし、銀行という機関を利用した情報空間にあるエネルギーとも言えます。

お金を持っている人はこのエネルギーを意識して自分でコントロールし、上手くお金を引き寄せられない人はこのコントロールを他人に任せているということができます。

こうしたお金の流れやエネルギーというものを理解しようと努めること、これがお金を引き寄せることにつながるのではないでしょうか?

認識を改めるには、この2冊をバイブル代わりに読むことをおススメします。

 

まとめ

  • 【21世紀版 スピリチュアル・マネー】はダン・ケネディが是が非でも読むべきと勧める本である
  • お金儲けの達人は、ステーキそのものを売らず、ステーキを焼く音を売る
  • お金をたくさん持つためには、お金の集まるところには集まる、お金の集まらないところには集まらない、このお金の流れのからくりに気づくことが必要である
  • お金というエネルギーは、安定した場所に流れ、不安定な場所からは去るもの
  • おすすめする2つのトレーニングについて
     ・なんでも受け取ることをしてみること
    自分で自分のエネルギーを調整する意識を持つこと
  • お金を持っている人はこのエネルギーを意識して自分でコントロールし、上手くお金を引き寄せられない人はこのコントロールを他人に任せている

 


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