【セールスレターの成功技術】著者ドレイトン・バード〜読後レビュー

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出典 ダイレクト出版株式会社

 

【セールスレターの成功技術】ドレイトン・バード

 

【セールスレターの成功技術】は、現在のところダイレクト出版の月間ビジネス選書の会員だけが読める限定書籍で一般販売はまだされておりません。

内容が素晴らしいからダイレクト出版が一般販売に踏み切りたくないのか?

月間ビジネス選書の会員に登録してもらうために販売を控えているのか?

それはわかりませんが、ダイレクト出版の中では良書中の良書だと思います。

 

この【セールスレターの成功技術】は実際に、ブログやレスポンスマガジンで、小川さん、寺本さん、山田さんが実際におすすめ本ですよ!と紹介しており、小川さんは原書で読んだとも言っていましたね。

 

小川さん、寺本さん、山田さんの3人が勧める本で、しかも一般販売はされていなければレビューが頼りです。

そこで、あなたの期待を裏切らないレビューをしたいと思います。

 

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【セールスレターの成功技術】の本の特徴は?

 

 

まず、大きな特徴として、レターの事例が豊富に載っていることが挙げられるでしょう。

著者のドレイトン・バードはレターのことを手紙と読んでいます。

ですので、この記事でもレターのことを手紙と書いていきますね。

事例の手紙の説明もきちんとされているので、とてもわかりやすいし、良いレターばかりではなく、ダメなレターも載せてあって、どこがダメかの指摘もあります。

なので、スワイプファイルとして使うときは、悪いレターを使わないように気をつけてくださいね。

レターの説明を読んで、確認するということをしてください。

良い手紙の事例が約80枚は紹介されています。

 

良い手紙は、読み手の利益のために書かれるもの。書き手の視点で書いてはいけない。

ライティングに携わっている方なら、もしかしたら、周知の事実かもしれません。

それは、手紙は相手にとって価値のあるものでないといけないわけで、自我で書いてはいけないということです。

ドレイトンは、ダメの手紙のほとんどは、書き手の視点から書かれている、と言っています。

自分ではできていると思っても、意外と顔を出してくる部分なのかもしれませんね。

 

本の中で、ビル・ジェイミというアメリカのライターが紹介されているのですが、彼は手紙を書く時に、準備が90%、ライティング10%の割合で時間を使っているそうです。

準備がどれだけできているかで手紙の精度が決まります。

  • あらゆる角度から問題を考える
  • 商品やサービスについて徹底的に調べ上げる
  • 読む方がどんな方が想像を巡らせ、読み手の頭の中に入り込む
  • リサーチ終了後に自分の視点ではなく、相手の興味があること、相手が悩んでいることなど、相手が関心を寄せていることについて書いていく

これがシンプルな書き方です。

書く段階になって、初めて相手を引き込んでいくような書き方というテクニック要素が出てくるということ。

相手のことをしっかりとリサーチできていれば、どんな言葉が響くのか、どんなストーリーを語れば巻き込めるのか、どんな構成にするのかのアイデアは、もうすでにメモにも頭にも散らばっているので、あとは組み合わせて形にするのは楽になりますね。

まずは、リサーチを徹底的にせよ!

結論はこれだと思います。

 

 

補足の話になりますが、

ビル・ジェイミというライターについて小川さんがセミナー映像で触れていたことがありました。

彼はウィットに富んだレターを書くクリエイティブな天才で、とにかく、カッコいいレターを書くのだそうです。

私はその言葉がずっと記憶にあって名前を覚えていたのですが、このビル・ジェイミが書いた手紙も事例として紹介されていましたよ(ちなみに490ページです)

 

ドレイトン・バードが勧める最高の書き方の公式は2つ

AIDAの公式

書き方の公式には、PASONAの法則やQUEST FORMULAなどありますが、ドレイトンはAIDAの公式を利用していましたね。

A:Attention(注意)

I :Interest(興味)

D:Desire(欲求)

A:Action(行動)

この4つの要素に、Persuation(説得)Inducement(誘導)の2つの要素を加えるのが不可欠と言っています。

 

メリットを出したヘッドラインで相手の注意を引き、→注意

すぐに説明をして、読み手の頭にイメージが残るように興味を持たせ、→興味

その商品やサービスや商品を使うことでどんな良いことがあるか等を主張して、相手の欲求を高めていき、→欲求

その商品やサービスがあなたに必要であると説得をし、→説得

オファーを出して誘導し、→誘導

読み手の気持ちを頂点に持っていって行動を促す、→行動

ボブ・ストーンが提案する「成功するための7つのステップ」

  1. ヘッドライン(重要なメリット)
  2. そのメリットについての説明
  3. 商品の具体的な説明
  4. 証拠、証明
  5. 行動しないことの損失
  6. 商品の良いところを言葉を変えて繰り返す
  7. 行動を促す

 

まずは、セールスレターでもアフィリエイト記事でも、一つの型を徹底的に繰り返すのが一番上達が早いと思います。

繰り返し、繰り返し、地道に!

 

まずは、ドレイトンが勧めるこの2つの公式を自分の型にするのもいいのではないでしょうか?

 

【セールスレターの成功技術】はボリュームがあって、いろんな情報に混乱するかもしれません。

でも、一つ一つ、整理しながら、必要なことを身につけていくことはできます。

書くために必要なことは、積み重ねです。

あなたがライターとしてやっていくつもりでいるなら、これは本棚の入れておくと、いつでもあなたを助けてくれると思いますよ。

 

まとめ

  • 【セールスレターの成功技術】は、一般販売されておらず、ダイレクト出版の月間ビジネス選書限定書籍である
  • ダイレクト出版の小川さん、寺本さん、山田さんが勧める本である
  • 【セールスレターの成功技術】は良い手紙が約80枚くらい紹介されており、豊富な事例を参照できる
  • 自分の視点ではなく、相手の視点で書くことを忘れないこと
  • リサーチを徹底的にせよ!
  • 【AIDA+説得+誘導の公式】と【成功するための7つのステップ】をマスターせよ!

 

出典 ダイレクト出版株式会社

 

 


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