出典 ダイレクト出版株式会社
これはダイレクト出版代表の小川さんが書いた本ですね。
以前から読んでみたいとは思ってはいたものの、正直、3980円は高いなと購入には至っておらず、
キャンペーンを待っていました。
「アマゾンで買えば安いよ。」
という方もいるかもしれませんが、私はダイレクト出版のものはダイレクト出版から直接買いたい(たとえキャンペーンだとしても^^;)
今回は100円でのキャンペーンに乗りましたが、うん、それはそれは価値のある本でした。
インターネットで情報を提供するビジネスを考えている人は、まず、この本を読むことで全体像はカバーできると思いますよ。
早速レビューをしたいと思います。
目次
インターネットマーケティング最強の戦略は、ブログのリライトから生まれた!
この本は2009年にブログを元に作られています。
この記事を書いているのが2018年4月なので、約9年前になりますね。
そのため、内容的に古いところもあり、違和感を感じるところもありました。
具体的には、ダイレクト出版は現在、Facebook広告を積極的に使っているはずですが、Facebook広告のことは全然書かれていません。
「インターネット最強の戦略?」
「Facebook広告に関する秘密が得られる?」
このような期待をする方がいたら、これらのことは書かれていないのでご注意ください。
Facebookの日本でのサービスが、確か2008年頃だったことを考えるとこれは仕方がないことですが、この辺りの情報がないところにちょっと古さを感じましたね。
でも、他は今読んでも復習になったり、新たに響くところもあったりで、初めてDRMを学ぶ方は勉強になります。
それと、今回思ったのは、ブログもただ書くのはもったいな、きちんと目的意識を持ったほうがお得だな、ということを改めて思いました。
この本もブログをもとに作られていますし、今ならブログ記事を元にして今ならkindle出版も割と簡単にできるんですよね。
書籍化するつもりでテーマごとに記事を書いていけば、それが資産となり、10年後も収入となる。
このインターネットマーケティング最強の戦略の本がその例であり、証明だと思うんですね。
ブログを書いている方は、この視点を入れて書いてみたらいいのではないでしょうか?
しっかり書いて入れば、10年後にも働き続けてくれるあなたの資産となります。
インターネットマーケティング最強の戦略の発売当時はこんなキャンペーンをやっていた!
発売当時、こんなキャンペーンをやっていたんですね。
小川さんが若い(笑)
2009年ですと、32~33歳ですね。
当時の私は、まだダイレクト出版のことは知らなくて・・・
でも、たとえダイレクト出版のことを知ってはいても、おそらく私の興味の対象ではなかったでしょうから、目にも止まらなかったと思います。
動画の中で、小川さんが、
「インターネットマーケティング最強の戦略とは何か?」
というクイズを出しています。
そして、正解の方の中から抽選で100万円をプレゼント!
というキャンペーンですね!
この答えは、本の中に太文字でしっかりと、しかも、そのままの文言で書かれていたので、わかりやすかったのではないかなと想像しているのですが、
こうしたクイズがあると、その正解を探すという目的意識を持ってページをめくるので、本を読んで満足するのではなく、記憶に残りますね。
本文の中でも触れていますが、これがリサーチするように読むという読書法です。
で、早速答えを明かしたいと思いますが、
「インターネットネットマーケティング最強の戦略とは何か?」
の答えは、27ページに書いてあります。
「インターネットマーケティング最強の戦略はギブである」
これは「返報性の原理」によるもので、「与えて、与えて、与えまくれ!」ば、お客様は、何かを返さないといけないという心理になり、
「何か有料で売っているものはないの?」という心理になるというもの。
試食を経験したことのあるあなたなら、きっとこの心理はわかるでしょう。
これは、9年たった今でも変わらない普遍的な心理ですね。
【抜粋】インターネットマーケティング最強の戦略の本で学んだこと
私が再確認できたものを自分に落とし込む意味も込めて書いてみます。
10,000時間の勉強
この言葉を私はいろんなセミナーで聴いてきました。
でも、10,000時間勉強するモチベーションというのを多くの方は持てません。
1日3時間で10年。
月曜から金曜まで1日8時間働いて5年です。
確かに、5年同じ仕事を続けることができれば、それなりに力はついていると思いませんか?
自分が興味を持てること、やりたいという情熱が持てるもの、あるいは未来のあるべきビジョンが見えていれば、続けることは可能でしょう。
インターネットビジネスではまだまだインスタントな利益を求める人が多いため、多くの人は続けることができません。
あっちをつまみ食い、そしてこっちをつまみ食い、それがいつか統合されればいいですけど、諦めてしまうのはもったいないですね。
というか、簡単に稼げる事なんてないので、しっかりを長期的視野をもって考えることの方が先です。
しっかりと5年間、少なくとも3年間は取り組む!と認識を改めた方が早いです。
それができないなら、別のことを考えた方がいいですよ。
商品にフォーカスするのではなく、相手にフォーカスする
これはありがちでないでしょうか?
あなたがハッと気づいてくれたら嬉しいです。
売りたい心理が働くと商品ベースの売り込みをしてしまうところがあって、
「どうやって、この商品を売ろうか?」
と考えがちではありませんか?
これが間違いとは言いませんが、お客さんが欲しがるものを提供することが大事なのです。
相手の悩みや不安、達成したいことを理解して、その問題を解決してあげる。
「どの商品が儲かるか?」という考えに陥らないで欲しいと小川さんが言っていました。
あなたは売ることに抵抗がありますか?その処方箋とは?
売ることに抵抗のある方は多いと思います。
日本人の多くはそうではないですかね?
誰でも多かれ少なかれ、こうしたマインドがあると私は思っていますよ。
ですから、まずはそれを認めて、どうブロックを外すか考えましょう。
そのためのヒントも書かれていました。
売ることは、
- 価値の交換である→相手が欲しいものを売ることは、良いことです
- 楽しみであり、エンターテイメントである→人はショッピングが好き。ただ、売り込まれるのが嫌いなのです
- 相手の欲しいものを相手が欲しいときにさっと出す「調和」である
- リーダーシップである→相手を豊かな生活、より良い未来にリードすることです
売ることにブロックがある方は、人生のどこかで売り込まれた経験があったり、言葉巧みに誘導されて購入後に「なんで買ってしまったんだろう・・」と後悔したり、という経験があるはずです。
憎っくきセールスが強烈な記憶となり、おなたの信念を固めているのです。
だから、自分がされて嫌だったことはしない!
これだけでも、一歩進んだセールスになるはずですよ。
例えば、
家庭教師のお兄ちゃんになることをイメージしたらいいのではないかと思います。
学校の先生というの常には上から目線な立場ですけど、家庭教師のお兄ちゃんは同じ方向を向いて一緒に歩いていきますよね。
学校の先生の目線でいると売り込み色が出てくる可能性がありますが、家庭教師のお兄ちゃんのように、お客さんに良くなるようにお手伝いをしてあげれば、欲しいものを売ってあげる、という形に近くなるのでは・・・と思いますが、いかがでしょうか?
お客さんが商品を手にして喜ぶ姿をイメージすれば、セールスは悪いことではありませんよね。
まとめ
- インターネットマーケティング最強の戦略は、2009年に書かれた本なので、インターネットマーケティングとはいえ、Facebook広告に関することは書かれていない
- 発売当時はこんなキャンペーンをしていた、の紹介
- インターネットマーケティング最強の戦略はギブである
- あなたは、何に10,000時間の勉強に費やすか
- 商品に惚れ込むのではなく、お客様、相手にフォーカスすること
- 「売る」ことに対する抵抗感をなくすための提案
出典 ダイレクト出版株式会社