【売るプレゼン】はダイレクト出版、2018年5月の月刊ビジネス選書の本です。
月刊ビジネス選書の詳しい案内はコチラをご覧ください。
著者はダン ・ケネディ、ダスティン・マシューズで、監訳がダイレクト出版の西埜さんですね。
西埜さんは、彼らがセミナーで話し始めた瞬間に、
【心をがっちり掴まれた!】
と前書きで書いています。
すごいのは、彼らのプレゼンが終了してトレーニングプログラムを売る段階になると、申し込みのテーブルには買いたい人が殺到するそうです。
西埜さんのみならず、多くの方のハートをがっちり掴むプレゼンが展開されていたんですね。
その光景は私はとてもイメージしやすい。
というのも、高額ではなかったものの、私もその経験がありますから。
どんな目的でプレゼンをするのか?
実は、この目的が大切だったりします。
売るためにプレゼンしているなら、売ることを最大化することが目的で、彼らはその目的を達成ししているということになります。
もし、あなたが売ることを最大化したいのなら、その聴衆の心を掴んで離さない12のステップを始め、ウェビナーでのやり方、プレゼン後のフォローアップまで、この本では公開されています。
『ダイレクト出版、よく公開したなあ』
と私は思いましたよ。
この本は、
- 実際にライブでプレゼンをする人
- ステップメールを利用してセールスをする人etc
オンライン、オフラインどちらでも使えるコアな内容となっています。
読み物ではなく、プレゼンをするとき、ステップメールを書くときにそばに置いておく類の本。
ぜひ、手元の置いておくことをおすすめする一冊です。
目次
売るプレゼンはセミナービジネスが近い。あなたのセミナービジネスのイメージは?
ダイレクト出版に詳しい方なら、売るプレゼンテーションというのはイメージしやすいものかもしれません。
でも以前の私個人の印象としては、あまり良い印象を持っていませんでした。
それは先にも少し触れましたが、私もその場で欲しくなり、帰宅後に後悔したことがあったからです。
自分のしたことでこれも学習、経験ではあるのですが、なんとなく後味が悪かった記憶があります。
私の中でのセミナービジネスの印象は、情報弱者の脳に静電気をおこして、
『あなたに欠けているのはコレ』
『あなたに必要なものがここにありますよ』
とコントロールするイメージです。
古い例で言えば、
おばあちゃんを集めて、高級布団の説明をし、帰る前に購入させるというのがありました。
コレは使い方の方向性が間違っていますが、聴く人の心を掴み、買う気にさせ、購入の行動を起こさせていた、という点では心を掴んだプレゼンだったと言えるでしょう。
ですから、この本で語られているプレゼンは、使い方を間違えば、狂気にもなりうる技術です。
本書では12のステップなど具体的な方法が紹介されていますし、公式と謳っているくらいに再現性がも高いものです。
話すことが苦手な人でも、書くことで売ることが可能となるでしょう。
ただ、人としての良心を忘れない心構えは持っておく必要があると思います。
著者のダンもダスティンも話すのが苦手だった。でも、スピーカーとして成功したのはなぜか?
多くの人は人前で話すのが怖いと思っている。
この気持ちは、誰でも少なからずあるものなのかもしれません。
- 人前に立つだけで赤面してしまう
- 声が震えてしまう
- 頭が真っ白になって話す内容がわからなくなってしまう
こうした悩みを抱える人は多いですよね。
実際、著書のダン・ケネディもダスティンも同じ悩みを持っていました。
でも、今は2人ともスピーカーとしての仕事もしていて、莫大なお金も稼いでいます。
その恐怖を乗り越えるためのマインドセットが【恐怖の克服】というテーマでP34に書かれています。
確かに、それができたらそうだよねー、とは思います。
でも、そこまでの勇気を持てないのが一般の人。
話すのが苦手なら、書くことでトライすべき、私はそう思います。
この方は方法はオンラインでもオフラインでも可能なのだから、何もしないのではなく、12のステップを検証するつもりで淡々とやってみることですね。
あなたの方向性が間違ってなければ、あなたを信頼し、あなたの別の商品を買ってくれるようになるかもしれないので、テストのつもりでトライするのもありです。
誰でも簡単にできる12のステップとは?
DRMを知っている方、ダイレクト出版のメルマガを読んでいる方には、目新しいステップではありません。
全部知っている!という方も多いでしょう。
そのステップは、本を参照にしていただきたいのですが、知識として知っているだけではもちろん結果は出ないので、今度はあなたが仕掛ける側に立って、じっくり落とし込む時です。
この公式を見ながら、
- 実際にライブでプレゼンをする
- 動画でプレゼンをする
- 文章でプレゼンをする
構成の基本形が提示されているので、脇に置きながら進める!というのもありだと思います。
繰り返しますが、この本は読み物ではなく、実践するための本。
手にして置いたほうが良い本と言えます。
まとめ
- 【売るプレゼン】は、ダイレクト出版の西埜さんが監訳した本
- 西埜さんは著者のプレゼンで心をがっちり掴まれた
- その心をがっちり掴まれたプレゼンのステップが惜しげもなく公開されている
- オンライでもオフラインでも使えるので、何かを売るビジネスをしている人は、持っておくと良い一冊
出典 ダイレクト出版株式会社