ラピッドラーニング、何やら聞きなれない言葉ですよね?
ダイレクト出版の日本語での紹介は「起業家のための超スピード学習法」です。
これは、リッチ・シェフレン提供の教材です。
リッチ・シェフレンの教材は正直難しい。理解をするのに頭脳を要します。
でも、ある一点を越えると理解が一気につながり、脳内がスパークす感じが得られるのも事実です。
このラピッドラーニングも繰り返し、読んだり、聞いたり、この教材で「ラピッドラーニング」の練習に充ててみるのが良いかもしれません!
それでは、レビューいたします。
目次
リッチ・シェフレンのラピッドラーニングはこんな人におすすめ!
- ノウハウコレクターで次から次と情報を求め歩いている人
- 効率よく勉強する方法を知りたい人
- 本や教材やセミナーからの学びを実戦で活かしたい人
私が思いついたのはこういった方ですね。
というのは、私がこの教材から自分で活かすならコレ!というのを3つ抜き取ったのですが、これら3つは、このようなことで悩んでいる方におすすめだなと思えたということ。
それぞれを紹介しますね。
ノウハウコレクターで次から次へと情報を求め歩いているあなたへ
私もかつてはノウハウコレクターでした。
今も情報商材系で学ぶのは大好きで、毎年購入はしています。
でも、今では見抜く目も養われて当たりを引くことができるようになり、全ての教材を身にすることができるようになっています。
おそらく、この記事を読んでいるあなたは、時間に追われていて、少ない時間で吸収したいと思われている方だと思います。
短時間で効率よく学ぶためには?と追求されているんですよね?
そんなあなたに届ける言葉は、ジャストインケースではなくジャストインタイムで学ぶ!という教えです。
横文字だとわかりづらいので日本語にしてしまいますけど、「必要な時に必要なものを学べ!」です。
これは断捨離に例えるとわかりやすかもしれません。
いつか使うかもしれないから取っておこう!と思うものは、ほとんど使うことがありません。
何かを学習するときもそうです。
いつか使うかもしれない・・と思って勉強し、しばらく使わずにいることもあるわけです。情報の変化が早い現代ですから、そのいつかの時には、古くて使えない情報になっていることもありますよね。
何かを購入しようという欲求が湧いてきたときは、一旦立ち止まり、
・今自分にこれは必要か?
・これをどのように使うのか?
このイメージを持ってみることで衝動的に買うことはなくなり、必要なものだけを購入することができるようになると思います。
効率よく勉強する方法を知りたいあなたへ
この教材の中で私が一番脳内がスパークしたのはこの部分です。
私たちは長い時間をかけて、学校で勉強をしてきました。
でも、それをどれだけ現在に役立てている人がいるのでしょう?
リッチも、学校での勉強は試験で良い点を取るには役に立つけど、ビジネスには役に立たないと言っていました。
この紹介された勉強法は、スティーブ・ジョブスの有名な「点」と「点」をつなぐ話につながりますね。
学習とは、過去に学んだことと現在を関連づけることであって、ネットワークを作ること。
私たちは長年の学校教育から情報を入れるということに終始してきました。
インプットしたものを関連づけて処理することをしている人は、ほとんどいないでしょう。
学習したことは使うからこそ活きるのであって、学ぶことに満足してしまうことではありませんよね。
日本人は学ぶことに満足していて、読書にしても最初から最後まで読み通すことを目的にしていたり、きれいにノートを取ることで満足したりしています。
そして、最悪なことに、これが無意識下で行われていることも多い。
仮に意識しながら学習していても、今学習していることが未来の「点」と結びつくかはわからないです。
これは、スティーブ・ジョブスも言っていますよね。
点と点を最初から結ぶことは難しいことです。後に振り返った時に初めて、点と点を結んでいた線が見えるのです。だから、いま一見無関係に見える点もいずれは自分の人生で大きな線でつながれることを信じなくてはいけません。
学習する際に大切なことは、情報を受け身で流してしまうのではなく、
「この学習は、未来においてどうつながっているのだろう?」
とイメージしてみたり、自分の脳内マップに「点」を置く意識で学習することが大切なんでしょうね。
この意識を取り入れて、数年後に検証してみたい思いに駆られました。
本や教材やセミナーからの学びを実戦で活かしたいあなたへ
これは少し面倒臭いかもしれません。
ポイントは「全体像を把握すること」です。
これを聴いた時に、苫米地英人氏が「ゲシュタルトを構築する」と言っていたなあ、と「点」がつながりました。
ゲシュタルトとは部分と全体を統合することです。
本であれば、目次を見て全体像を捉える。
セミナーや講座であれば、全体の構成をみて全体像を把握する。
いきなり読んだり、いきなり最初から聴いたりしないということですね。
本などはどうしても読みたい衝動に駆られるものです。
でも、一呼吸をおいて、ちょっと準備しましょうよ!ということ。
学校の勉強もまずは全体像を掴むことをしてから学習に入れば、その後の人生においての活きた知恵として使えるのかなあと思いました。
つくづく学校教育はもったいなことをしている・・・
リッチのラピッドラーニングを聴くとそう思わされます。
いろんなセミナーに参加して学習している方は、聴いたことがある内容に思えるかもしれませんが、
初めて聴く方には目から鱗ものの革命的な学習方法だと思います。
聴いて損なし!!
出典 ダイレクト出版株式会社